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【探偵レポート】結婚調査「申し分のない見合い相手だが、念のため調べておきたい」

結婚調査

申し分のない見合い相手だが、念のため調べておきたい

娘の見合い相手

依頼者は一人娘を持つ会社経営者のご夫婦。 娘さんのお見合い相手にどうかと、取引先よりある男性Aを紹介された。
提出された釣書によると、Aは有名大学を卒業後、大手企業に入社し、若くして副支店長も務めているという素晴らしい経歴であった。容姿も申し分なく、将来有望な好青年といった印象で、依頼者ご夫婦も、娘さんも共に結婚には非常に前向きに。
依頼者側は、「釣書を見る限り、本人に何も問題はないし、調べたところできっと何も出てこないだろう」というスタンスであった。ただ念のために、県外に暮らすAの両親や兄弟の様子を見ておこうといった、不安の少ない調査依頼となった。

前住所地での現実との乖離

調査の中で、釣書には記載の無かった家族前住所地が判明した。 さっそく同所周辺での情報収集を行うと、一家が同所に暮らしていた頃を知る人に話を聞くことができた。

家族構成は、A本人とその父母、それに兄と妹。当時、Aは大学進学に伴い上京しており、同所にはAを除く4人が暮らしていたという。 父については、真面目な人物と聞かれ、人柄や風評には問題なく、好印象であった。
問題は残る三人。兄と妹はそれぞれ、釣書に勤務先の記載があったが、近隣住民は口を揃えて「二人とも引きこもりでしたよ」と話した。
妹について、家族書には「高校卒業後、ある会社に勤務中」とあるも、実際はうつ病を患い退職、その後働いている様子もなく日中から家に居る様だと聞かれた。
兄については、高校受験の失敗から引きこもりとなり、家族に危害を加える様になった事から離れのプレハブ小屋に隔離されたという。時には包丁を振り回したり、怒鳴り声や叫び声も聞こえたとされ、問題行動が多く、近隣住民からは「いつか犯罪を起こすのではないか」と恐れられてもいた。
「一般社会では、二人とも働けないだろうね」というのが、Aの家族を知る者の総意であった。
こうした経緯から近隣では「一家が出て行ってくれてよかった」「安心した」と言う声も聞かれた。
さらに、母は保険外交員として勤めていたが、金遣いが荒く多額の借金があり、枕営業もしていたのではないか等と話す人もいた。噂はヒートアップし、「暴力団関係者からの借金返済の為、風俗の仕事をしていたという話を聞いた」「高齢の資産家の愛人をしていた」という話も複数の近隣住人から得られた。
結局、母の借金から当時の持ち家が差し押さえられ、Aの一家は夜逃げ同然に同所を去っていったという。

本人が良く

き込みを続ける内に、本人の出した釣書、家族書には虚偽と思われる記載が数点確認された。
当初は男性Aとの結婚に前向きな依頼者であったが、この報告をどの様に受け止めたのか、どの様に話が進んだのか、その後は依頼者側から一切の連絡が無い為、当社では知り得ていない。 ただ、男性Aについて、誠実な人物という印象であったが「言いたくない事を隠す人物である」という事ははっきりした。 「一応」「念のため」でも調査を行った事で相手の一面を知り、依頼者一家にとって実のある調査であったのではないか。

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