ストーカー・いたずら対策

調査概要

ご依頼者様と綿密な打ち合わせを行い、張り込み・尾行を主体とした調査により、決定的な証拠を入手します。

調査終了後、被害状況を詳細に記載した報告書をご提出致します。報告書は、被害届けを出す際にご利用頂けます。

調査事例

CASE1

依頼者は、一人暮らしの20代の女性である。前の職場で知り合った男性A(33歳)からのストーカー行為に悩まされていた。会社の先輩である男性Aに幾度となく食事に誘われ断りきれず、一度だけディナーを共にしたところメールや退勤時の待ち伏せ等が始まった。

結局、依頼者は会社に居続けることが怖くなり会社を辞め、新しい職場に就職した。しかし、執拗なストーカー行為は収まらず、自宅アパートへと帰宅する際に何度も尾行されていると話す。

最近では、嫌がらせもエスカレートしつつあり、帰宅直後のいたずら電話や部屋の中を覗き込む様な行為を確認し、自身が置かれている状況が怖くなり、何とか証拠を集め警察に相談したいと調査依頼となる。

依頼内容

ストーカー・いやがらせ調査(ストーカー行為の確認)

調査

依頼者の話によると男性Aは依頼者の帰宅時間に合わせ駅で待ち伏せをしているとの話であったが、念のため依頼者の退勤時間である19時から依頼者の勤務先より張り込みを開始した。依頼者自身は駅での待ち伏せと思い込んでいたが、実は新しい勤務先は既に知られており、同勤務先から30mほど離れたコンビニエンスストアにて待ち伏せをしていたのである。その後依頼者の退勤に合わせ距離を取りながら同じ電車に乗り、依頼者の最寄り駅まで尾行を続けた。しかしその日は、いたずら電話や覗き行為などはなく、依頼者の帰宅を見届けると帰って行った。
翌日は男性Aが現れることはなく、3日目の退勤時に再びその姿が確認された。前回同様、依頼者を自宅アパートまで尾行し、自宅周辺をうろつき始めたのである。その行動は、駅に向かうものでもなく、依頼者の自宅へ向かうものでもなかった。2時間ほど付近を周回した21時頃、付近に人目がなくなるのを確認した男性Aは携帯電話を手にしながら再び依頼者宅アパートに近づき、依頼者宅の集合ポストに白い封筒を投函した。その一連の行動を撮影し続け、男性Aが依頼者宅を離れた後、依頼者立会いのもとポストを開け中身を確認した。

結果

集合ポストに投函されたのは、脅迫文書であった。また、投函の際に携帯電話を使用していた、まさにその時、無言電話が依頼者宅にかかっていた事実も判明した。依頼者は報告書面並びにDVDを警察に提出、被害届を出した。

※ストーカー被害者は、警視総監、都道府県警察本部長、警察署長に「つきまとい等をするな!」という警告をしてもらうように申し出ることができます。緊急を要する場合には、仮の禁止命令を出してもらうこともできます。仮の禁止命令と次の禁止命令の違いは、ストーカーに弁明の機会があるかないかの違いです。緊急の場合に出される仮の禁止命令には、ストーカーの弁明を待っている余裕はありませんから、ストーカーには弁明の機会はありません。警告を出してもストーカー行為がとまらない場合は、都道府県公安委員会から禁止命令を出してもらうことができます。禁止命令の違反者には、罰則があり、1年以上の懲役または100万円以下の罰金になります。

民事裁判による仮処分命令(接近禁止)は、裁判所に「ストーカーが被害者の何メートル以内に近づくな!」という命令を出してもらうものですが、仮処分命令を出してもらうには、ストーカー被害の疎明(証明よりは緩やかな程度の裏づけ)する必要があります。

「ストーカー規制法」について

ストーカー行為等の危険から身を守るために、平成12年5月18日、第147回通常国会において「ストーカー行為等の規制等に関する法律(ストーカー規制法)」として成立し、同年11月24日から施行された法律です。

なお、平成25年7月23日、一部法改正(電子メールを送信する行為の規制)が施行され、同年10月3日からは警告等を行うことが出来る警察本部長等が拡大されました。

この法律はストーカー行為等を処罰するなど必要な規制と、被害者に対する援助等を定めており、この法律による規制の対象となるのは「つきまとい等」・「ストーカー行為」の二つです。

  • 1. 「つきまとい等」

    この法律では、特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情、又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的で、その特定の者、又はその家族などに対して行う8つの行為を「つきまとい等」と規定し、規制しています。

    • (1)つきまとい・待ち伏せ・押しかけ

      つきまとい、待ち伏せ、進路に立ちふさがり、自宅、職場、学校その他、その通常所在する場所(以下「住居等」という。)の付近において見張りをし、又は住居等に押し掛けること。

    • (2)監視していると告げる行為

      その行動を監視していると思わせるような事項を告げ、又はその知り得る状態に置くこと。

      例えば、「今日はAさんと一緒に銀座で食事をしていましたね」と、口頭・電話や電子メール等で連絡する(告げる)ことや、自転車の前カゴにメモを置いておくなどする(知り得る状態に置く)ことをいいます。

    • (3)面会・交際の要求

      面会、交際その他の義務のないことを行うことを要求すること。例えば、拒否しているにもかかわらず、面会や交際、復縁又は贈り物を受け取るよう要求することがこれにあたります。

    • (4)乱暴な言動

      著しく粗野又は乱暴な言動をすること。例えば、大声で「バカヤロー」と粗野な言葉を浴びせることや、家の前でクラクションを鳴らすなどはこれにあたります。

    • (5)無言電話、連続した電話、ファクシミリ、電子メール

      電話をかけても何も告げず、又は拒まれたにもかかわらず、連続して、電話をかけ、 ファクシミリ装置を用いて送信し、若しくは電子メールを送信すること。例えば、無言電話をかけることや、拒否しているにもかかわらず、短時間に何度も電話をかけたりFAXを送り付ける、電子メールを送信してくることがこれにあたります。

    • (6)汚物などの送付

      汚物、動物の死体その他の著しく不快、又は嫌悪の情を与えるような物を送付する。又、その知り得る状態に置くこと。例えば、汚物や動物の死体など、不愉快や嫌悪感を与えるものを自宅や職場に送り付けることがこれにあたります。

    • (7)名誉を傷つける

      その名誉を害する事項を告げ、又はその知り得る状態に置くこと。例えば、中傷したり名誉を傷つけるような内容を告げたり文書などを届けることがこれにあたります。

    • (8)性的羞恥心の侵害

      その性的羞恥心を害する事項を告げる、若しくはその知り得る状態に置き、又はその性的羞恥心を害する文章、写真その他の物を送付し、若しくはその知り得る状態に置くこと。

      例えば、わいせつな写真などを、自宅に送り付けたり、電話や手紙で卑猥な言葉を告げて辱めようとすることなどがこれにあたります。

  • 2. 「ストーカー行為」とは

    同一の者に対し「つきまとい等」を繰り返して行うことを「ストーカー行為」と規定して、罰則を設けています。但し「つきまとい等」の(1)~(4)までの行為にあっては、身体の安全、住居等を平穏若しくは名誉が害され、又は行動の自由が著しく害され不安を覚えさせるような方法により行われる場合に限定されています。