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調査事例

資産家のお嬢さまを狙った結婚詐欺とは

■自称有名大学卒、一部上場企業勤務の結婚相手

社会・経済状況の変化を背景に、大胆な結婚詐欺も増えています。依頼されてきたのは60代の資産家の女性。娘が結婚したいと言って連れてきた相手が、自分は有名大学卒で一部上場企業に勤めていると言っているのだが、念のため調査してほしいとのこと。

仮面のイメージ

■本人情報からの所在調査と行動調査を並行して実施

依頼者が持ち込んできた相手の男性の情報は、出身校と住所、勤務先、それに本人の写真だけ。一番厄介なのは、お嬢さんが相手にべた惚れしてしまっているため、母親が疑っていることに怒り、細かな情報を聞き出そうにも口を閉ざしてしまっていることです。恋は盲目とはまさにこのこと。

こうした場合、本人情報からの所在調査と行動調査を並行して行うのが一般的です。 調査員は本人が渋々出してきたという情報に基づき、出身校の卒業生を調査しましたが、該当者は見当たりません。住所地も調査しましたが、表札すらないワンルーム・マンションで、とても一部上場企業の社員が暮らしている物件には見えません。

依頼者にこのことを報告すると、依頼者はさっそく男性に問い質しましたが、男性はその都度話を変えてくるとのこと。お嬢さんは母親の態度にすっかりヘソを曲げてしまい、すぐに男性と籍を入れると言ってくる始末です。 母親としては、一人娘のことであり、一度籍を入れてしまってからでは間に合わなくなると考え、至急調査を行うよう重ねて依頼してきました。 そこで調査班は、張り込み、尾行を開始。お嬢さんの住むマンションから男性が出てきたところから数日間の行動を追いました。その結果、男性は既婚者であり、お嬢さんに教えた住所とは異なる場所に夫婦で同居しているうえ、ほかにも交際している女性がいることが判明しました。

■結果

この男性にはお嬢さんと結婚する気など無く、結婚を餌に女性と親しくなり資産を狙う典型的な結婚詐欺の被害に遭う可能性が多分にあったわけです。もちろんここまでくればお嬢さんも目が覚め、その後当社調査班の調査報告書を基に慰謝料の請求も検討しているということです。

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